ストックフォトで稼ぎたい!という方におすすめのサービス、「シャッターストック(Shutterstock)」のクリエイター登録方法を解説していきます!
写真、イラスト、動画などのコンテンツを、自分で撮影・編集・デザインしながら、シャッターストックで作品を販売することで、ダウンロードされた数により報酬額を受け取ることができます。
これまで写真を趣味で撮っていた!という方も、趣味の領域を越えて副業としてクリエイターデビューしてみませんか?
※個人でも会社単位でも登録が可能です。
シャッターストック(Shutterstock)とは?
シャッターストックとは、世界最大級の海外のストックフォトサービス(アメリカのNY本社)です。国内の写真販売サービスと比べて、利用者数も報酬単価も高く絶対に外せないサービスのひとつです。世界中に利用者がいるので、知名度はもちろんアクセス数も桁違いのサービスになっています。自分が登録した素材が実際にダウンロードされた国と都市名まで知ることができるのもポイントです。
Shutterstockに寄稿して「好きなこと」で報酬を得ませんか?
<世界規模のマーケットプレイス>
Shutterstockなら、初心者でもあなたの作品がすぐに数百万人のお客様にアクセスしてもらえるチャンスがあるんです。個人で会員登録している人もいれば、企業で契約しているところなど、写真や動画素材を探しているユーザーの探しているニーズはさまざま。世界中の人にあなたの素材作品を公開することができます。
クリエイター登録の手順
それでは、クリエイター登録方法を解説していきます。
ちなみに登録は無料ですが、18歳以上の成人のみ登録が可能です。以前は、登録の際にパスポートが必要でしたが、2024年現在では不要になり登録しやすくなりました。
1.アカウントを作成しよう
まずはじめに、Shutterstock contributorにアクセスをして「アカウント登録」をします。
Shutterstock contributor(寄稿者ページ)の「利用開始」をクリックし、アカウント登録をします。
2.基本情報を入力
ご氏名、表示名、メールアドレス、パスワードを入力します。
氏名は実名または会社名を入力しましょう。
※氏名はアルファベット(ローマ字)で入力
例)HANAKO YAMADA
表示名は、一般公開されるユーザー名です。
お好きな名前(アルファベット・数字・一部の半角記号)を入力
※パスワードは最低8文字で、大文字、小文字、数字を各1文字以上含める必要があります。
18歳以上であることをチェックし「次へ」
3.アカウント認証
登録したメールアドレスに送られる、メールを確認して「アカウント認証」を行います。
メール本文の「こちらをクリックしてメールアドレスを確認してください。」というリンクをクリック。
「次へ」をクリックでメールアドレスの登録が完了です。
4.住所と電話番号を入力
次に、住所、電話番号を入力します。
※住所は英語表記で入力します。
以下の記入例を参考に記入してみてください。
▼住所の英語表記の記入例▼
国:日本
住所:6-12-1, Nishi-shinjuku
住所2:#501 17F Parkside bldg.
市区町村:Shinjuku-ku
郵便番号:1600023
都道府県:Tokyo
電話番号:09012345678
住所と電話番号の入力後「次へ」をクリック。
5.登録完了
こちらの画面が出たら登録完了です。登録が完了するとマイページが作成されアップロードした素材やダウンロード状況などが確認できるようになります。
ここからは作品の登録と販売方法の手順になりますので、早速素材を登録したい方は進めていきましょう。
作品の登録・販売方法
クリエイターマイページの上部赤枠から「アプロード画面」に進みます。
自分で撮影した写真、動画、eps形式のイラストなどの作品は、データファイルをこちらの画面からアップロードし、タイトル(説明)とキーワード(7~50個)、カテゴリー(少なくとも1つ)を英語で入力します。
※この情報は利用者が作品を見つけやすくるためのメタデータになりますので、できるだけ正確に登録するようにしましょう。
シャッターストックのアクティブな寄稿者になるには、初めての寄稿として条件を満たす「写真・イラスト・動画」を何点か送信する必要があります。はじめに寄稿されたコンテンツが承認されるとアカウントが完全にアクティブになり、制限なく寄稿することが可能になります。
▼アップロードするコンテンツの形式や容量
写真またはイラスト | 4メガピクセル以上のJPEGファイルをアップロードしてください。 |
動画 | 5~60秒のMOVファイルまたはMp4ファイルをアップロードしてください。 |
ベクター画像 | Illustrator 8または10と互換性があるEPSファイルをアップロードしてください。 |
▼審査(レビュー)のために写真を寄稿するための方法
作品を送信すると、審査がありNGでなければ審査通過となり、販売が開始されます。
※アップロードできるのは、自分で著作権を保有している作品またはコンテンツのみとなりますのでご注意ください。
報酬の受取方法
Shutterstockはアメリカ企業のサービスなので、報酬を受け取る際は外資送金が可能なアカウント(口座)が必要になります。いくつか選択肢はありますが、私は口座開設が簡単な「PayPal(ペイパル)」を利用しています。
実際に自分の作品が売れた場合、報酬を受け取る際に必ず必要なので「PayPal(ペイパル)」のアカウント作成をしておくことをオススメします。
すぐに作品をアップロードする予定がない場合は、報酬の受け取りまでに作成すれば良いですが、報酬獲得が25ドル以上になった際には、月末締めで月初に自動的にPayPal口座に入金されますので、忘れずに作成しておきましょう。
また、PayPal口座から日本の銀行口座への送金手数料は無料です。(※日本円・日本のアカウント間のやり取り)ただし、海外アカウントへの送金・入金には499円の手数料がかかります。(※1回の送信は100万円まで)また、海外へ送金をする場合は、送金手数料の499円とは別に「3~4%の通貨換算手数料」がかかりますのでご注意ください。(送金側が通貨換算手数料を負担するか、受け取り側が負担するかで%が違います。)
送金されたお金はPayPal残高に入金されます。このお金を日本の銀行口座へ引き出すことができますが、50,000円以上であれば手数料は無料で、50,000円未満であれば250円の手数料がかかり、通常3営業日ほど時間を要します。いつでも送金が可能ですが、50,000円未満の送金の場合、手数料がかかりますのでご注意ください。
▼詳しくは、PayPal公式サイトをご確認ください。
PayPal口座の作成方法は、別の記事で解説したいと思います。
シャッターストックの報酬レート
シャッターストックの報酬額は、クリエイターが販売する作品の販売数(ライセンス)が増えるほど、報酬率がアップする仕組みになっています。販売(ライセンス)された素材の数に応じて、「レベル1~レベル6」までランク付けされ、報酬レートが高くなっていきます。
- 顧客(作品をダウンロードする利用者)が作品をダウンロードするとレベルがアップする
- レベルは「毎年1月1日にリセット」される
- 画像と動画の報酬レベルは異なる
大きく分けて、画像の販売と動画の販売で報酬レベルが異なりますので、自分がどんなコンテンツ作品を販売するかによっても報酬額が大きく変わってきますので、参考にしてみてください。
写真・イラスト・ベクター画像の報酬額内訳はこちら
動画の報酬額内訳はこちら
シャッターストックのガイドライン
公式のガイドラインを必ず一読して、ポリシーを遵守しながら販売を行うようにしていきましょう。
今回はここまでの解説になります。
副業で趣味のイラストや写真を販売してみたい!という方は、こちらの「シャッターストック - Shutterstock」サービスのクリエイター登録を始めてみてはいかがでしょうか。
それでは、良いストックライフを!