shutterstockのデータライセンスとは

shutterstockのデータライセンスとは

Shutterstockに作品を複数投稿したら2~3日して審査済みとなりました。ただ、そのうちの5つ作品に図のような「データライセンス」という承認マークが表示されていることに気が付きました。

データライセンス

このデータライセンスマークがついている作品は、マイページの「ポートフォリオ」から「データカタログ」をクリックで一覧で見ることができます。そこには以下のような文面が記載してあります。

この素材は、Shutterstockのデータパートナーによってデータライセンスが承認されています。Shutterstock.comの検索結果には表示されません。

この「データライセンス」って何だろう?と思ったので調べてみました。

詳しくは、「Shutterstockデータライセンスと寄稿者ファンド」に記載がありますが、少々小難しいので簡単に要約すると以下の通りです。

データライセンスとは?

データライセンスとは、shutterstockが寄稿者から作品を受け入れる際の、新しい形式のひとつ。作品として受け入れられなかったファイルを、データセットとしてshutterstockに扱われることになります。

そして、その作品は通常の販売用途(shutterstock利用者がダウンロードできる素材)ではなく、データセットとして「AIの学習用データ」や「画像検索エンジンのトレーニング用データ」などに使用されます

つまり、データセットとして扱われる作品は、一般ユーザがshutterstockにて素材や作品を探す際の一覧に表示されることはなく、ダウンロードおよび販売は出来ません。

ただし、このデータセットは、AIの学習データや他の目的のために使用されることがあり、最終的に少ないながらも報酬として還元される可能性があります。ただし、該当する作品が何に使われたのか?どのくらい利用されたのか?などは、わからない仕組みになっているため、正直shutterstock任せとなっています。

このデータライセンスは寄稿者にとって、報酬が約束されるものではありません。作品をアップロードする寄稿者の判断に委ねられているので、データセットとしてshutterstockに作品を渡すか渡さないかはご自身のお好みで判断しましょう。